2023/06/09

夜なのに外が騒がしくてうるさい、眠れないといった状況に悩んでいる場合は、窓の騒音対策の検討をおすすめします。窓の騒音対策というのは文字通り、ガラスから伝わる音を遮ったり、室内に伝わる音を小さくすることを意味します。具体的にはガラスをより厚みのあるものに交換したり、1枚から2枚、3枚と枚数を増やすことが有効です。またサッシの気密性を高めることも、窓の騒音対策として効果的ですから、ガラスの交換と組み合わせて検討するのが望ましいです。
壁と比べて厚みが薄く、遮音性には限界があることから完全にシャットアウトすることはできないものの、夜眠れるくらいにまで音を小さくすることは可能です。雪国以外の地域であれば、いわゆる内窓をつけることが効果的な騒音対策となりますし、断熱性もアップするので夏冬の快適性も上がります。厚手のカーテンのようにお手軽の対策もありますが、カーテンによって遮ることができる騒音はそれほど大きくないです。つまり効果は限定的ですし、カーテンだけで解決に至るのは難しいですから、窓の騒音対策を軸に検討する必要があります。
交換ではなく追加であれば、既存の設備が無駄になることはありませんし、工期は短くコストも抑えられるので合理的です。静かな場所や遮音性、防音性を念頭に設計されている家に引っ越すのが最も簡単で効果的ですが、引っ越しが難しいならリフォームやDIYで対処すべきですし、できることは決して少なくないと思われます。